リップル(XRP)とは
リップル(Ripple Labs Inc.)のリップルネットと呼ばれる国際送金のプラットフォームで利用され、暗号資産の名称はエックスアールピー(XRP)として区別されています。
XRPは、Ripple Labs Inc.によって管理・運用が行われていることが特長です。
2004年にRyan Fugger(ライアン・フッガー)氏によって考案され、2012年にJed McCaleb(ジェド・マケーレブ)氏、Chris Larson(クリス・ラーセン)氏らによって、「XRP Ledger」の前身である「Ripple Consensus Ledger」が開始され、XRPが発行されました。
XRPの発行上限は1,000億枚であり、2012年に全量が発行済みとなっています。そのうち、
Ripple Labs Inc. が半数以上を保有しています。
XRPのコンセンサスアルゴリズム「Proof of Consensus(PoC)」は、取引が承認されるために80%以上の認証済法人バリデータが合意をする必要があり、承認された取引はグローバルに共有されたパブリックな台帳に記録され、改ざん不可能となる仕組みです。
オープンソースの分散型台帳データベース「XRP Ledger」は低コストで高速な送金を可能とし、「Interledger Protocol」は異なる台帳間での価値移転を実現させることを目指しています。これらの技術を組み合わせた送金システムがリップル・トランザクション・プロトコル(RTXP)です。
2020年9月には、オープンソースの分散型台帳データベースXRP Ledgerの開発・導入の促進を目的として、XRPL Foundationが創設されました。
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