ジリカ(ZIL)とは
2016年にPrateek Saxena(プラティーク・ザクシーナ)氏を中心にシャーディングに特化したブロックチェーンに関する論文が発表されました。シャーディングは、取引データの増加に伴う問題、いわゆるスケーラビリティ問題に対処するために提案されたデータベースの負荷を分散させる技術です。
2017年にはジリカネットワークを開発するため、Zilliqa Researchが法人化され、2019年6月にメインネットがリリースされました。
ジリカネットワークで流通するネイティブトークンがジリカ(ZIL)です。
ネットワーク上での取引の処理やスマートコントラクトの実行に使用されます。スマートコントラクトの安全性について正式かつ容易に検証することを目的とした独自のスマートコントラクト開発言語Scillaが使用されていることも特長の1つとして挙げられます。
また、2023年4月のアップグレードにより、ジリカメインネットはEVM(イーサリアム仮想マシン)との互換性を持つようになり、メタマスクなどでのZILの送付、イーサリアムネットワーク上で動作しているスマートコントラクトと互換性のあるスマートコントラクトも動作可能になりました。
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